会 報
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No.189 ミニ知識 [2012年5月14日 発行]
知らないうちに、使っていませんか?有害化学物質
環境省は、過去20年間で小児ぜんそくの発症率は約3倍、小児肥満は過去30年間で1.5倍に増加。2000年代の先天異常の発生割合は1970年代の2倍ほどになったと発表しました。
子どものアトピーやぜんそくなどが増えているのは、遺伝的な原因だけではなく、化学物質と関係しているのではないか……。との考えをもとに、環境省は昨年から10万組の母子の生活環境を出産から子どもが13歳になるまで追跡する健康調査(エコチル調査)を始めました。
現在市販されている化学物質は約10万種類あるといわれていますが、日常家庭内でどれくらい使われているかはほとんどわからず、人体や環境への影響もわかっていません。
昨年の原発事故を機に、次の世代の子どもたちのために何ができるのかを多くの人が考え、行動を起こしています。同様の考えのもと、数年前から国や大学、企業も前述のような研究に取り組んでいます。将来の環境を考えて暮らす生活者の想いと社会の流れが同じ方向を向いてきたようです。
(安藤)
No.188 活動報告 [2012年5月14日 発行]
せっけんの街のアンテナショップがオープン
私たちの生活にはたくさんの化学物質があふれています。そのなかには、健康や環境に悪影響を及ぼす恐れのある物質もたくさんあります。NPOせっけんの街は、それらの化学物質を使わない生活を提案しています。合成界面活性剤を含まないクリームや風呂洗浄剤など、これらの商品はせっけんの街の通販や生協の共同購入などで販売していました。今回、情報発信の場として、それらの品を手にとって見られる場として、アンテナショップを地域の福祉施設の協力で県内2ヶ所で開設する予定でいます。
その一つが、京成佐倉から徒歩3分のところにある地域活動支援センター、「木ようの家」のショップの一角をお借りして、3月に開所しました。せっけんを上手に使いこなすための情報やグッズも用意しました。お近くの方はぜひ覗いてみてください。
(山部)
[木ようの家運営時間]
10:00〜16:00(日曜祝日休み)
電話 043-486-7686
No.187 活動報告 [2012年5月14日 発行]
ちば植物油燃料利用促進コンソーシアム
NPOせっけんの街はせっけんの他、バイオディーゼル燃料(以下、BDF)を製造しています。2011年秋、BDFに関連するNPOや製造企業など、千葉県内6団体の提携組織=ちば植物油燃料利用促進コンソーシアムを結成しました。廃食油を回収し、燃料化することによりCO2削減を目指します。国の補助金を得ているので、年度で区切りを付け、どれだけのCO2を減らすことができたか国に報告します。BDFの使用すると、その分軽油や重油を使用しないで済みます。その軽油・重油を使用した場合に排出されるCO2を、削減できたと計算します。この事業による新たなBDF使用量が対象になります。
環境省が以前行ってきた啓蒙活動だけではCO2削減に貢献しているか見えないため、具体的に削減できた数字が出てくる事業に補助金を出すようにしたそうです。
(塚田)
【写真】
ナリタヤ酒々井店にて、定期的な廃食油回収とせっけんの街製品のアピール。コンソーシアムでは、利用促進と回収量アップのため、共通のチラシやのぼり旗を作りました。
No.186 ミニ知識 [2012年4月10日 発行]
汚水マス
最近せっけんを使っていると排水溝が汚れるので…… というお話を聞きました。
確かに合成洗剤と比較して排水溝や汚水マスにどろどろの塊が着きやすくなるようです。せっけんの固まりのような物も着いているときがあります。
数年前、坂下栄先生がご存命のころ、この問題を先生に尋ねたときのことを思い出しました。
どろどろは微生物が繁殖しているということで、せっけんのようなものは、排出された油とアルカリが反応して再びせっけんができているのではないか、というような答えをいただいた記憶があります。そして最後に坂下先生がこう言いました。
「あなたの家の排水溝が汚れることがそんなにいけないことですか?排水溝や汚水マスはあなたの家の浄化装置です。そこで微生物が繁殖して水をきれいにしてくれているのです。」
目からうろことは正にこのことだと思った瞬間です。もう少し暖かくなったら、工場と我が家の汚水マスの掃除をしよう。と思う今日この頃です。ちなみに工場の廃油タンクの排水マスは3段階になっています。たまに掃除をするのですが、これが大変な作業です。
(若月)
No.185 イベント報告 [2012年4月10日 発行]
佐倉市消費生活展に参加しました
2月の最後の土日に、臼井駅前のジャスコ店にて佐倉市消費生活展が開催され、NPOせっけんの街佐倉運営委員会でせっけんのアピールをしてきました。毎年この時期に開かれている消費生活展も今年で40回目になります。せっけんの街の参加も20年以上になります。今年は、せっけん工場と私たちの活動の紹介パネルを新しく作りました。たくさんの人々にリサイクルせっけんを知ってもらいたいと思い、せっけん類の無料配布もしています。来場者の中には常連さんも多く、「去年ももらって使ってよかった」という人がいます。「ぜひお店で買って使い続けてくださいね」と取扱店の紹介もしていますが、なかなか広がっていかないのも現実です。会場に若いお母さんの姿が少ないのがとても残念です。もっと若い人々に来場してもらえるようにするためにはどうしたらいいのでしょう?良いアイデアはないでしょうか?
(山部)


